パーキンソン病の初期症状チェック|セルフチェックリストと受診の目安を理学療法士が解説

パーキンソン病の初期症状チェック|セルフチェックリストと受診の目安を理学療法士が解説

パーキンソン病の初期症状チェック【まずはセルフチェック】

パーキンソン病の初期症状セルフチェック

パーキンソン病の初期症状には、手足の震えだけでなく、動作の遅さ、歩き方の変化、便秘、嗅覚の低下、睡眠中の異常な行動など、さまざまなものがあります。

初期には症状が軽く、「年齢のせい」「疲れているだけ」と見過ごされることも少なくありません。また、ご本人よりも先に、ご家族や周囲の人が動きや表情の変化に気づく場合もあります。

まずは、次のセルフチェックリストで、最近気になる変化がないか確認してみましょう。

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次の項目に当てはまるものはありますか?

以下は、パーキンソン病の初期にみられることがある症状です。以前と比べて変化した点や、数週間から数か月にわたって続いている症状をチェックしてください。

動作や体の変化

□ 何もしていないときに、片方の手や足が震えることがある

□ ボタンを留める、箸を使うなど、細かい動作がしにくくなった

□ 動作が全体的に遅くなり、着替えや身支度に時間がかかるようになった

□ 文字を書いているうちに、だんだん字が小さくなる

□ 歩くときの歩幅が以前より小さくなった

□ 歩いているときに、片方の腕をあまり振らなくなった

□ 最初の一歩が出にくい、または方向転換がしにくいと感じる

□ 椅子から立ち上がる、寝返りを打つなどの動作がしにくくなった

□ 肩や手足にこわばりがあり、片側だけ動かしにくいと感じる

パーキンソン病の代表的な運動症状には、安静時の震え、動作の遅さ、筋肉のこわばりなどがあります。症状に左右差があり、片側から目立ち始めることも特徴の一つです。

表情・声の変化

□ 表情が乏しくなった、笑顔が減ったと周囲から言われる

□ 声が小さくなった、聞き返されることが増えた

□ 話し方が単調になったと感じる

パーキンソン病では、意識していない自然な動作が少なくなることで、表情の変化が乏しくなったり、声が小さく単調になったりすることがあります。

体を動かす症状以外の変化

□ 以前より、においを感じにくくなった

□ 便秘が続くようになった

□ 立ち上がったときに、立ちくらみを感じることが増えた

□ 睡眠中に大声を出したり、夢に合わせて手足を激しく動かしたりする

□ 理由もなく気分が落ち込む、意欲が低下するといった変化がある

パーキンソン病には、運動症状だけでなく「非運動症状」もあります。嗅覚の低下、便秘、立ちくらみ、気分の変化、REM睡眠行動異常などは、手足の震えや動作の遅さより先に現れる場合があります。

チェックがついてもパーキンソン病とは限りません

このセルフチェックは、パーキンソン病を自分で診断するためのものではありません。

震え、便秘、嗅覚の低下、歩きにくさなどは、加齢、薬の副作用、整形外科疾患、本態性振戦、脳血管障害など、パーキンソン病以外の原因でも起こります。また、パーキンソン病であっても、すべての症状が現れるわけではありません。

パーキンソン病の診断は、症状が現れた経過や服用している薬、医師による神経学的診察などを総合して行います。現在のところ、セルフチェックや一つの検査だけで確定できる病気ではありません。

複数の症状が続く場合は医療機関へ相談しましょう

チェックの数だけで、パーキンソン病の可能性を判断することはできません。ただし、次のような変化が続いている場合は、一度医療機関へ相談することをおすすめします。

  • 手足の震えや動作の遅さが続いている
  • 体の片側だけに症状が目立つ
  • 歩幅や腕の振り方が以前と変わった
  • 日常生活の動作に時間がかかるようになった
  • 本人だけでなく、家族も表情や動きの変化に気づいている
  • 運動症状と便秘、嗅覚低下、睡眠中の異常な行動などが重なっている

受診先は、脳や神経の病気を専門とする脳神経内科(神経内科)が基本です。気になる症状がある場合は、チェック項目、症状が始まった時期、左右差、服用中の薬などをメモしておくと、受診時に医師へ説明しやすくなります。

チェック結果の見方

セルフチェックで当てはまった項目の数だけを見て、パーキンソン病かどうかを判断することはできません。大切なのは、症状がいつから続いているか、以前より強くなっているか、左右どちらかに目立つか、日常生活に影響しているかを確認することです。

1〜2項目ならどう考える?

当てはまる項目が1〜2個でも、症状の種類や現れ方によっては医療機関への相談が必要です。チェック数ではなく、症状が続いているか、片側に目立つか、以前より進行しているか、日常生活に影響しているかを確認しましょう。

複数当てはまる場合は受診を検討

手足の震え、動作の遅さ、筋肉のこわばりなどに加え、便秘、嗅覚低下、睡眠中の異常な行動などが複数重なっている場合は、脳神経内科(神経内科)への受診を検討してください。

特に、歩き方や表情、声、文字の大きさなどに以前との違いがあり、生活に支障が出ている場合は、早めの相談が大切です。パーキンソン病では、運動症状だけでなく、さまざまな非運動症状もみられます。

チェックだけでは診断できない理由

パーキンソン病を一つの検査だけで確実に診断する方法は、現在のところ確立されていません。診断では、症状の経過や左右差、服薬状況、医師による神経学的診察などを確認し、必要に応じて画像検査などを組み合わせます。

また、本態性振戦や薬剤性パーキンソニズムなど、似た症状を起こす病気との区別も必要です。セルフチェックは診断ではなく、受診の必要性に気づくための目安として活用しましょう。

パーキンソン病の初期症状とは

パーキンソン病の初期症状は、大きく「運動症状」と「非運動症状」に分けられます。手足の震えや動作の遅さがよく知られていますが、便秘や嗅覚の低下、睡眠の変化など、体の動きとは直接関係しない症状が先に現れることもあります。

症状の種類や現れる順番には個人差があり、すべての人に同じ症状がみられるわけではありません。以前と比べた変化や、症状が続いている期間、左右差などを確認することが大切です。

運動症状とは

運動症状とは、体の動きに現れる症状です。パーキンソン病の代表的な運動症状には、じっとしているときに手足が震える「静止時振戦」、動作が遅く小さくなる「運動緩慢」、筋肉がこわばる「筋強剛」などがあります。進行すると、姿勢を保ちにくくなり、転びやすくなることもあります。

初期には、片方の手だけが震える、歩くときに片腕を振らない、文字が小さくなる、着替えや寝返りに時間がかかるといった変化として現れる場合があります。症状が体の片側から目立ち始めることも、パーキンソン病の特徴の一つです。

非運動症状とは

非運動症状とは、運動以外に現れる症状の総称です。便秘、嗅覚の低下、立ちくらみ、睡眠障害、気分の落ち込み、意欲の低下など、症状は多岐にわたります。日本神経学会の診療ガイドラインでも、パーキンソン病では運動症状だけでなく、さまざまな非運動症状への対応が重要とされています。

なかでも、嗅覚低下、便秘、睡眠中に大声を出したり手足を動かしたりする症状は、運動症状より前にみられることがあります。ただし、これらはパーキンソン病以外でも起こるため、セルフチェックだけで判断せず、複数の症状が続く場合は脳神経内科へ相談しましょう。

初期症状でよくみられる10のサイン

パーキンソン病の初期症状は人によって異なりますが、体の片側から始まることや、複数の小さな変化が徐々に目立つことがあります。代表的な10のサインを確認しましょう。

手足の震え

力を抜いているときに、片方の手や足が震える「静止時振戦」がみられることがあります。物を持つなど、動作中の震えとは異なる場合があります。

動きが遅くなる

歩く、着替える、食事をするといった動作が遅くなります。動き始めに時間がかかることもあります。

筋肉が硬くなる

手足や首、肩の筋肉がこわばり、動かしにくさや痛みを感じることがあります。

歩幅が小さくなる

歩幅が狭くなり、すり足に近い歩き方になる場合があります。片方の腕を振らなくなることも特徴の一つです。

転びやすくなる

姿勢を立て直す力が低下すると転倒しやすくなります。ただし、姿勢保持障害は一般に発症直後よりも病気が進んでから現れます。早期から転倒を繰り返す場合は、ほかの病気との鑑別も必要です。

字が小さくなる

文字を書き続けるうちに、字が徐々に小さくなる「小字症」がみられることがあります。

声が小さくなる

声量が低下し、話し方が小さく単調になることがあります。聞き返される機会が増えることもあります。

表情が乏しくなる

まばたきや自然な表情の変化が減り、周囲から「表情が硬くなった」と指摘される場合があります。

嗅覚障害

においを感じにくくなる嗅覚低下は、手足の震えなどの運動症状より前に現れることがあります。

便秘・睡眠障害

便秘や不眠のほか、睡眠中に大声を出す、夢に合わせて手足を動かすといった変化がみられることがあります。これらは非運動症状に含まれます。

一つの症状だけでパーキンソン病とは判断できません。以前との変化が続く場合や、複数の症状が重なっている場合は、脳神経内科へ相談しましょう。

初期症状と間違えやすい病気

パーキンソン病の初期症状である震え、動作の遅さ、筋肉のこわばり、歩きにくさは、ほかの病気や加齢でもみられます。症状の現れ方や経過を確認し、自己判断せず医師の診察を受けることが大切です。

本態性振戦

本態性振戦は、手を前に伸ばす、文字を書く、コップを持つなど、姿勢を保つときや動作中に震えやすい病気です。一方、パーキンソン病では、力を抜いているときの震えが目立ち、動作の遅さや筋肉のこわばりを伴うことがあります。

加齢

年齢とともに歩く速度や動作がゆっくりになることはあります。ただし、片側だけ腕を振らない、字が徐々に小さくなる、動作の遅さが進行するといった変化は、単なる加齢と決めつけず、脳神経内科へ相談しましょう。

脳梗塞

脳梗塞では、片側の手足の麻痺やしびれ、言葉の出にくさなどが突然現れることがあります。徐々に症状が目立つことの多いパーキンソン病とは、現れ方が異なります。突然の症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

整形外科疾患

変形性関節症や脊椎疾患でも、痛み、こわばり、しびれ、歩きにくさが生じます。関節や腰、膝の痛みが中心でも、手足の震えや動作の遅さが重なる場合は、脳神経内科への相談も検討してください。

うつ病

うつ病では、意欲の低下、反応の遅さ、表情の乏しさ、不眠などが現れ、パーキンソン病の非運動症状と似ることがあります。気分の落ち込みや興味の低下が続く場合も含め、症状全体を医師に伝えることが重要です。

似た症状を起こす原因は複数あります。パーキンソン病の診断では、症状の経過や左右差、服薬歴、神経学的診察、必要に応じた画像検査などから総合的に判断します。

何科を受診すればいい?

パーキンソン病の初期症状が疑われる場合は、脳神経内科または神経内科を受診しましょう。手足の震え、動作の遅さ、歩き方の変化などが続く場合は、症状が軽くても一度相談することをおすすめします。

神経内科がおすすめ

神経内科は、脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を内科的に診療する専門科です。パーキンソン病だけでなく、本態性振戦や薬剤性パーキンソニズムなど、似た症状を起こす病気との見分けも行います。受診時には、症状が始まった時期、左右差、服用中の薬、便秘や嗅覚低下なども伝えましょう。

脳神経内科との違い

「神経内科」と「脳神経内科」は、基本的に同じ診療分野です。日本神経学会が、脳や神経の病気を扱う内科であることを分かりやすくするため、名称を「脳神経内科」へ変更しました。医療機関によっては、現在も神経内科と表記されています。

どんな検査をする?

最初に問診で、症状の経過や生活上の変化、服薬歴などを確認します。神経診察では、震え、動作の速さ、筋肉のこわばり、歩行、姿勢、バランスなどを評価します。

必要に応じて、ドパミン神経の働きを画像で評価するDATスキャンを行います。ただし、DATスキャンだけでパーキンソン病を確定することはできません。

頭部MRIでは、一般的なパーキンソン病に特徴的な異常がみられないことも多く、主に脳梗塞やほかのパーキンソン症候群などを除外する目的で用いられます。検査内容は症状によって異なり、問診・神経診察・画像検査の結果を総合して診断されます。

初期だからこそリハビリが重要

パーキンソン病のリハビリは、歩きにくさや転倒が目立ってから始めるものではありません。症状が比較的軽い初期の段階から適切な運動を生活に取り入れ、体力や筋力、柔軟性、バランス能力を保つことが大切です。

パーキンソン病では、病気による動きにくさに加えて、「転ぶのが怖い」「疲れやすい」と活動を控えることで、体力や筋力がさらに低下することがあります。動かない期間が続くと、関節のこわばりや姿勢の崩れ、歩行能力の低下につながる可能性もあります。

薬物療法と並行してリハビリや運動療法を続けることは、今ある身体機能を生かし、できることを長く続けるための重要な取り組みです。日本神経学会の診療ガイドラインや理学療法の臨床実践ガイドラインでも、パーキンソン病に対する運動療法の重要性が示されています。

パーキンソン病の治療全体については、パーキンソン病とは?原因・症状・治療・リハビリまで理学療法士がわかりやすく解説もご覧ください。

運動療法は早く始めるほど効果が期待できる

初期のパーキンソン病では、日常生活を自立して送れている方も多く、「まだリハビリは必要ない」と考えることがあります。しかし、動ける時期から運動習慣をつくっておくことが、その後の身体機能や活動量を保つうえで重要です。

早い段階から運動を始めることで、筋力や持久力の低下を防ぎながら、歩行、姿勢、バランス、方向転換など、日常生活に必要な動きを練習できます。また、運動方法を早めに身につけておけば、症状が変化したときにも、運動内容を調整しながら継続しやすくなります。

近年の報告では、診断時から理学療法士などの専門職につなぎ、早期から運動を始めることが推奨されています。一方で、運動だけでパーキンソン病が治る、あるいは進行を確実に止められるという意味ではありません。運動療法は、薬物療法を補いながら、動きやすさや生活の質を維持・改善するために行うものです。

病気の進行度と生活上の変化については、パーキンソン病のヤール分類とは?ステージごとの症状・生活の変化・リハビリを理学療法士が解説で詳しく解説しています。

どんな運動がおすすめ?

パーキンソン病の運動療法では、一つの運動だけを繰り返すのではなく、症状や体力に合わせて複数の運動を組み合わせることが大切です。

代表的な運動には、次のようなものがあります。

  • ウォーキングや自転車などの有酸素運動
  • 下肢や体幹を中心とした筋力トレーニング
  • 筋肉や関節のこわばりを防ぐストレッチ
  • 姿勢を整える運動
  • 歩幅や腕の振りを意識した歩行練習
  • 方向転換や重心移動を含むバランス練習
  • 立ち上がりや寝返りなどの日常動作の練習

理学療法のガイドラインでは、有酸素運動、筋力トレーニング、バランス練習、歩行練習、外的な合図を使った練習などが推奨されています。どの運動が適しているかは、症状、体力、転倒リスク、服薬による動きやすさによって異なります。

姿勢や体幹、柔軟性に取り組みたい方には、パーキンソン病にヨガは効果がある?や、パーキンソン病にピラティスは効果がある?も参考になります。

また、前かがみ姿勢が気になる場合は、単に背すじを伸ばすだけでなく、胸郭や背骨、骨盤、股関節の動きを含めて考える必要があります。詳しくは、パーキンソン病で姿勢が前かがみになる原因とは?をご覧ください。

継続することが最も大切

運動療法は、一度行えば効果が長く続くものではありません。体力や筋力、歩行能力を保つためには、無理のない運動を生活の中で継続することが重要です。

大切なのは、難しい運動や強い運動を短期間だけ頑張ることではなく、自分の体調や生活に合った方法を見つけることです。「毎日長時間行う」と決めるよりも、短時間の運動から始め、通院、散歩、家事、趣味などと組み合わせたほうが続けやすくなります。

また、パーキンソン病では、薬が効いて動きやすい時間帯と、動きにくい時間帯があります。転倒、立ちくらみ、痛み、強い疲労などがある場合は、自己流で運動を続けず、主治医や理学療法士などの専門職に相談しましょう。

AXIS-PDでは、運動を一時的な訓練ではなく、好きなことや大切な活動を続けるための習慣として捉えています。初期から自分に合った運動方法を知り、定期的に体の状態を確認しながら続けることが、将来の生活を支える土台になります。

受診を急いだほうがよい症状

パーキンソン病受診目安のフローチャート

パーキンソン病の症状は一般的に徐々に変化します。そのため、症状が急に悪化した場合や、転倒を繰り返す場合、日常生活が難しくなってきた場合は、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関へ相談しましょう。

急激に症状が進んだ

震えや動作の遅さ、歩きにくさなどが短期間で急激に進んだ場合は、パーキンソン病以外の病気や、感染症、脱水、薬の影響などが関係している可能性もあります。

特に、片方の手足や顔が突然動かしにくくなった、ろれつが回らない、言葉が出ないといった症状は、脳卒中の可能性があります。この場合は通常の外来受診を待たず、すぐに救急車を呼んでください。

転倒を繰り返す

パーキンソン病では、姿勢を立て直す力の低下や、すくみ足、方向転換の難しさ、立ちくらみなどによって転倒することがあります。転倒を繰り返すと、骨折や活動量の低下につながるため、早めの評価が必要です。

また、発症後早い時期から転倒を繰り返す場合は、パーキンソン病とは異なるパーキンソン症候群の可能性もあるため、脳神経内科へ相談しましょう。

日常生活に支障がある

着替え、入浴、食事、歩行、寝返りなどに時間がかかるようになった場合や、外出を控えるほど動きにくくなった場合も受診の目安です。

日常生活への影響は、薬の調整やリハビリを検討する重要な情報になります。「まだ我慢できる」と放置せず、困っている動作や転倒した状況、症状が現れやすい時間帯を記録して主治医へ伝えましょう。

よくある質問

Q
初期症状は何年前から出ますか?
A

便秘や嗅覚低下、睡眠中の異常行動などの非運動症状は、運動症状や診断より数年から10年以上前に現れることがあります。ただし、現れる時期には大きな個人差があります。

Q
手の震えだけでもパーキンソン病ですか?
A

手の震えだけでパーキンソン病とは判断できません。パーキンソン病では、動作の遅さや筋肉のこわばりなども確認し、本態性振戦などとの区別が必要です。

Q
初期なら治りますか?
A

現在のところ、パーキンソン病を完全に治す治療法は確立されていません。ただし、薬物療法や運動療法によって症状を軽減し、生活機能を保つことは可能です。

Q
チェックリストだけで診断できますか?
A

チェックリストだけでは診断できません。診断は、症状の経過、問診、神経学的診察などをもとに行い、必要に応じてMRIやDATスキャンなどを組み合わせます。

Q
初期からリハビリは必要ですか?
A

初期から運動習慣をつくることは、筋力、バランス、歩行能力、生活の質を保つうえで大切です。症状や体力に合った運動を、無理なく継続しましょう。

まとめ

パーキンソン病の初期症状には、手足の震え、動作の遅さ、筋肉のこわばり、歩幅の変化などの運動症状だけでなく、便秘、嗅覚低下、睡眠障害といった非運動症状もあります。

ただし、チェックリストに当てはまっただけで、パーキンソン病と診断できるわけではありません。症状が一時的ではなく続いている、徐々に目立ってきた、体の片側に強く現れる、日常生活に影響している場合は、期間にかかわらず医療機関へ相談しましょう。

パーキンソン病では、初期から適切な治療とリハビリ、運動習慣を取り入れることが大切です。早めに自分の体の変化に気づき、専門医や理学療法士などに相談しながら、無理なく運動を継続していきましょう。

参考文献・出典

この記事を書いた人

AXIS-PD編集部

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